音楽と匂いにまつわる、せつない気持ち。

今、Backstreet Boysのアルバム「Millennium」を聴きながら、この日記を書いてます。
Backstreet Boysは、りなちゃんが好きなのね。あたしはあまり聴かないけど、りなは洋楽色々聴くんだよ。モー娘。だけじゃないのだよ。（笑）
で、さっきPCに向かいながら何か音楽かけよう〜って思って、何気なく久しぶりにこのCDを出して、かけてみた。
1曲目の「Larger Than Life」はMAXさんが「バラ色の日々」というタイトルでカバーして、アヤシゲなアレンジのダンスを披露していたので、ついつい笑えてしまったけど、2曲目「I Want It That Way」がかかった途端、鳥肌が立つような感じで、去年の3月、初めてりなに会いに行った頃のこと思い出した。
（ちなみにこの曲や、このアルバムに収録されている曲は、一昨年の秋にやってたドラマの挿入歌だか主題歌だったから、聴いたことのある人も多いと思う。深津絵里、水野美紀、中山忍主演で女の子三人の友情とそれぞれの恋愛を描いたドラマ。「彼女たちの時代」とかいうタイトルだったっけ？他椎名拮平が出てた。
ま、それ以前に、ヒットした曲なので、今さら説明するまでもないことかもしれない（笑））
前も日記に書いたけど、あたしとりなが初めて会ったのは、つきあって3ヶ月近く経ってからのこと。
会ったことがないままにつきあい始めたことに、不思議と不安は感じなかったし、実際に会ってますますあたしはりなが好きになった。（もっと詳しく知りたい人は、1月14日、15日の日記でナレソメ語ってるので参照してください（笑））
ちょうどその時引っ越したばかりのりなの部屋で、りながこのCDをかけてた。
明日あたしが帰るという、最後の夜に、りながあたしの隣で黙ったまま泣いていたこと、空港で遠ざかって行くりなの後ろ姿を見ながら涙が止まらなかったこと、りなの背中も泣いてたこと。
そういう記憶たちが、この曲を聴いて、一度にあふれてきたの。
あたしが帰った翌々日からは、りなは新社会人として早起きして出社。
毎朝電話で起していたのが、懐かしいね（笑）
電話の向うから、タイマーでセットしたこのCDがやっぱり聴こえて来たりしてたことも、同時に思い出します。
こちらへ帰って来てから、あたしもこのCD買ったのね。ドラマは見てたから、もともといい曲だなって思っていたのもあるし。
なので今でも、このCDの中の曲を聴くとあの時の記憶が引出しからこぼれるように蘇ってきて、せつなくなってしまうのです。
もう、あれから一年も経ちますね。
それにしても、この曲を聴いて思い出すのが、せつない思い出ばかりなのはどうしてなのかな？
初めて一緒に過ごした時間、初めてのデート、とっても楽しいことばかりだったのに、不思議とそれらはあまり思い出さない。
それはきっと、あたしとりなは今もまだラブラブで、幸せで楽しいことが現在進行形でいっぱいあるからなのかもね。
なーんて、結局ノロケで終わったりして。
あはは。